6月24日(土)に行った、株式会社ギフモ様とのオンラインのつどい。
見た目はそのままに、簡単に嚥下食がつくれる「デリソフター」について、
ギフモ様と、実際の利用者様からお話を聞いたり、参加者のみなさんからの質問にお答えいただきました!
まず、デリソフターの説明から
専用の容器に食材を載せて、ボタンを押して待つだけ。
製品に付属されている冊子に、イラストや写真入りで、レシピや使い方が詳しくのっているので
届いたその日から使える!というのも嬉しいところです。
医師や言語聴覚士の方の確認も入りながら、色んな工夫がされつくられた、利用者さん思いの家電というのがお話しの節々から伝わってきました。
生活の質・人生の質が格段に上がった!
デリソフターを使い始めて3年ほど経つ、利用者の井関さんの言葉が印象的でした🌟
食べることが大好きで、食べることを諦めたくなかった先天性福山型筋ジストロフィーを患う娘さんにとって、
そして、娘さんと向き合うお母さんにとって、
デリソフターは救世主のような存在だったそうです。
「今日はこれが食べたい!」「今度はこれが食べてみたい!」食べたいものに挑戦できること、食べれる達成感から、生きる意欲も湧き、力強い声も出るようになったと、娘さんが歌っている動画を見せてくれました。
娘さんの体調に合わせて、圧のモードを変えて、柔らかさの違う嚥下食を簡単に作ることが出来る(しかも見た目は美しいままに!)のもとても便利なんです、と話す井関さん。
娘さんは経管栄養も併用されながらも、デリソフターを使い始めてからは、食べる楽しみ・意欲からか、経口摂取がすすみ、今ではほぼ9割くらいの食事を口から食べているとのこと。
また、経管栄養から注入する用のミキサー食を作るときも、繊維質のあるタイプの食材はミキサーに負荷がかかるけれど、一度デリソフターにかけた後の食材だとすぐ砕けて混り刃や機械に負荷があまりかからないので、ミキサーの寿命も延びたと思う!ともお話しされていました。
「見た目がそのままにやわらかく」は、その言葉の通り
たいやきや、そばやうどん、スパゲティーなどの麺類も、見た目がそのまま!だから、驚きだし嬉しいとう声も。
ギフモさんのお話しから、
これまで海苔を形をそのままに柔らかくすることは難しかったが、デリソフターではそれが可能になったというお話もありました。デモで巻きずしの形がそのままに柔らかくなっていることに、参加者さんも驚きでした。
そして
娘さんだけではなく、家族みんなで使える!というのも魅力だとお話しされていました。
圧力釜としても普通に利用でき(一般的に販売されている圧力釜よりも圧が高い)、玄米も20分ほどで炊けるんです!との声も🌟
外食をするときや旅行に行くとき、どこでも食べれるようデリソフターを持ち歩きたくなるくらい、手軽で便利でなくてはならない家電の一つになっている、とお話しされていました🌟
デリソフターを使いこなしている井関さんは
どんな食材をどうしているのか?使い方の工夫など、Facebookでも情報を発信しているので是非ご覧になってみてください🌟
井関さんのFacebookページ
デリソフターの使い方は、いろんな可能性がある。
食べる喜び、希望を持ってほしい、ギフモさんの思いから新しい企画があるそうです。
デリソフターを使って、
こんな調理ができたよ、こんなものが出来たよ!こうしたらうまくいったよ!など使っている人や医療従事者の方々が交流できるようなコミュニティスペースも立ち上げます、とのこと🌟
買った後も
気軽に質問や疑問、新しいアイデアなどが得られるので、とても嬉しいですね!
■ みんなのカフェぐりぐり【京都府宇治市】
デリソフターを使って、見た目そのままにやわらかいお食事も提供されているカフェ🌟
お近くの方は是非!
詳細はこちら みんなのカフェぐりぐり
株式会社ギフモのみなさん、利用者代表としてご参加くださった井関さん、
オンラインのつどい参加者のみなさん、ありがとうございました!
デリソフターの詳細はこちら
デリソフター公式HP
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